上白石萌音は“和”のヒロインが似合う! 時代劇デビューから13年で洗練された所作
舞台『千と千尋の神隠し』で主演を務めている上白石萌音
上白石は、大河ドラマは『江~姫たちの戦国~』のほかにも、『西郷どん』(2018年)と『青天を衝け』(2021年)に出演しているが、どちらでも和服姿の役を演じている。『西郷どん』では西郷隆盛(鈴木亮平)の弟・従道(錦戸亮)の妻・清、『青天を衝け』では徳川家定(渡辺大知)の正室・篤君(篤姫)に扮し、時代劇の所作もお手の物で、安定した演技力を発揮している。 2022年からは、舞台『千と千尋の神隠し』で主演を務めている上白石。千尋の衣装は完全な和装とは異なるかもしれないが、和服に近い姿がやはり似合っており、今をときめくフレッシュさはそのままに、“和”の世界観がしっくりくる役者であることを、世界に発信し続けている。 NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期)のヒロインの一人・安子を演じた際と、2024年公開の映画『夜明けのすべて』では、SixTONESの松村北斗と共演した上白石。『霊験お初~震える岩~』では、松村と同じグループの京本とバディを組む彼女は、どのようなケミストリーを感じさせてくれるのだろうか。 「面白いバディ」だと称する上白石は、「足りない部分を補い合ったり、得意分野でお互いを助け合ったりする感じが演じていて気持ちが上がります」とコメントし、京本は、「ホームズとワトソンみたいなバディ感があると思います」と語っている(※)。2人は、“和”の魅力もたっぷりと醸し出してくれているに違いない。 参考 ※ https://realsound.jp/movie/2024/03/post-1612164.html
清水久美子