トップ10入りを逃した平田憲聖 次週は米下部ツアーに出場「この経験を生かさないと意味がない」
<ソニー・オープン・イン・ハワイ 最終日◇12日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70> 【写真】全部見せます! 平田憲聖のクラブ14本 スポンサー推薦で出場した平田憲聖が5バーディ・4ボギーの「69」。トータル10アンダー・21位タイで終えた。「まず4日間プレーするという最初の目標をクリアできたのは良かった。でも、決勝ラウンドでもっと伸ばして終われていたら、もっと良かった」と、4日間の戦いを振り返った。 首位と4打差の16位からスタートすると、1番で4.5メートルを決めてバーディ発進。パーオンを逃した4番、6番とボギーが来たが、8番からの3連続バーディで取り戻した。 しかし、さらに1つ伸ばして迎えた16番では手前カラーから3パットのボギー。難易度が最も易しい最終18番パー5では4オン2パットのボギーと後退。善戦を見せていたが、惜しくもトップ10入りを逃した。「(18番は)バーディを取りたかった。でも、最後ボギー、パー、ボギーで上がってしまった。それまで盛り返して良い感じで回れていたので、悔しい上がり方にはなりました」と、唇を噛んだ。 初出場となった昨年大会は、トータル1アンダーで予選落ち。その後、国内ツアーで4勝を挙げて賞金王争いを経験した24歳は、「去年より成長を感じられた。それと同時に、自信も少しはついた。でも、上で戦うための課題も見えたし、いい経験になった」と、この経験を糧にする。 次週は、ハワイからバハマに移動して米下部コーン・フェリーツアーの「バハマ・グレートアバコ・クラシック」に出場する。「このまま行きます、遠いですね。(下部ツアーは)大変なことのほうが多いと思う。この経験をコーンフェリーで生かさないと意味がないので、頑張っていきたい」。来シーズンはPGAツアーへ昇格するため、異国の地で“修行”に励む。