中国海警局の船3隻が領海侵入 尖閣諸島周辺
沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海に21日午前、中国海警局の船3隻が日本の漁船の動きに合わせるように相次いで侵入しました。 海上保安庁によりますと21日午前5時すぎから尖閣諸島・南小島と久場島周辺の日本の領海に中国海警局の船3隻が相次いで侵入しました。 3隻は領海内を午前8時まで航行していた日本漁船2隻の動きに合わせ、正午すぎまで領海に出たり入ったりを繰り返しました。 中国海警局の船による領海侵入は20日に続き2日連続です。 また領海の外側にある接続水域でも別の中国海警局の船1隻が確認されています。4隻には、いずれも砲のようなものが搭載されているということです。 尖閣諸島周辺で中国海警局の船が確認されるのは183日連続で尖閣諸島が国有化された2012年以降、過去最長となっています。