【音声データ提出】南城市・古謝市長の「セクハラ裁判」 発覚当時「肩を叩こうと、何か言おうとしたときに胸に触れた」と市の総務部長から女性に説明
南城市の古謝景春市長に胸をつかまれるなどのわいせつな行為を受けたなどとして、元運転手の女性が損害賠償を求めている裁判で、車内の音声データや、女性が市の部長から説明を受けた際の音声データなどが証拠として提出されました。 【写真を見る】【音声データ提出】南城市・古謝市長の「セクハラ裁判」 発覚当時「肩を叩こうと、何か言おうとしたときに胸に触れた」と市の総務部長から女性に説明 この裁判は、2022年12月まで古謝市長の運転手を務めていた女性が、言葉によるセクハラ行為や車内で後ろから胸をつかむなどのわいせつな行為をされたなどと訴えているものです。 12日、那覇地裁で開かれた第4回口頭弁論で原告側は、胸をつかまれた3日後に車内で市長と交わした会話と、その後市の総務部長と話した際の音声データを証拠として提出しました。 市の総務部長は女性が相談した当初、「肩を叩こうと、何か言おうとしたときに胸に触れた」との市長の見解を女性に説明したということです。 その後、市長の説明が市議会や法廷などで変遷していることから、原告側は今後発言の信用性について争う構えです。 一方、古謝市長は今月8日の会見で「無実を証明するために必要な対応をおこなってまいります」とわいせつ行為について否定しています。
琉球放送