【特集】「これからも日本代表をしっかり狙いたい」 落選から再び代表へ コベルコ神戸スティーラーズ・山中亮平(読売テレビ「あすリート」)
■ラグビー界屈指【チームの顔】山中亮平
昨年12月に開幕した国内最高峰の戦い・ラグビーリーグワン。そんな日本中を熱狂させるラグビー界で、一際輝きを放つ選手がいます。コベルコ神戸スティーラーズに所属する35歳の実力派・山中亮平選手です。山中選手のポジションは、最後の砦であるフルバック。攻守で躍動する【チームの顔】として活躍します。 涙は生まれ変わるためのもの ~久光スプリングス 石井優希~ 日本チームがベスト8進出を決めた2019年のラグビーワールドカップでは、最後のボールを蹴り出した山中選手。当時、【最高視聴率男】とも呼ばれました。 (山中)「僕にとって、次のワールドカップがラストになると思っています。自分のラグビー人生の集大成だなとも感じています」
■「常に上手くなりたいし、成長したい」落選を糧に次のチャンスへ
日本チームにとって、かけがえのない存在となっていった山中選手。しかし、昨年のワールドカップ直前、最終メンバーの発表時には、名前が呼ばれることはありませんでした。代表入りを確実視されながらの落選。当時の心境は…。 (山中)「濃すぎて、あんまり覚えてないですけど…。(代表を)外れて、より自分を見つめ直す時間もあったし、今までやってきたラグビーとは、違う感じ方になりましたね。選手としてやっていく以上、常に上手くなりたいし、成長したいというのもあります」 心境の変化と共にさらなる成長を誓った山中選手。その後、代表メンバーが負傷離脱。追加メンバーとしてチャンスが巡ってきました。
■「呼ばれたからには貢献したい」日本代表を狙い続ける、覚悟を胸に
(山中)「呼ばれたからには、しっかりチームにコミットして貢献したいなと思います。まだまだ頑張らないといけない」 そう語った山中選手は、日本チームのベスト8進出がかかったアルゼンチン戦に出場。プレー時間はわずか10分でしたが、その名をW杯に刻みました。 (山中)「日本代表っていう場所はすごく名誉な場所ですし、(今後も)ラグビー選手として、日本代表の舞台をしっかり狙ってやっていきたいです」 【今まで積み重ねてきたものをより成長させるために、自分らしくプレーしていければいい】と話す山中選手。リーグ戦100試合出場も達成した35歳の鉄人は、己の道を信じ抜き、これからもラグビー界を熱く盛り上げます。 (読売テレビ「あすリート」12月23日放送)