「光る君へ」道長の悲劇の三男を演じるのは2.5次元舞台のスター!
三条天皇が顕信を蔵人頭に推したのは決して能力をかってのことではなく、そんな三条天皇の思惑に乗るまいとする道長の考えは筋が通っているものの、この話を聞いた明子は怒り狂い、顕信は絶望のあまり出家してしまった。「わたしは父上に道を阻まれたのですね!わたしはいなくてもよい息子なのでございますね!」と道長に恨みをはく凄み漂う熱演を見せた百瀬。百瀬は、「花燃ゆ」(2015)、「おんな城主 直虎」(2017)以来、3度目の大河出演。ドラマ「仮面ライダー鎧武/ガイム」(2013~2014※ペコ役)や映画『悼む人』(2015)、『映像研には手を出すな!』(2020)、『映画『おいハンサム!!』』(2024)などに出演している。
とりわけ舞台経験が豊富で「ハイスクール歌劇団☆男組」(2012)、「曇天に笑う」(2015・2016)、「壁蝨」(2017)、「NINAGAWA・マクベス」(2018)、「弱虫ペダル」シリーズ(鳴子章吉役)、「血界戦線」シリーズ(レオナルド・ウォッチ役)、「カッコウの雛に陽は当たる」(2023)、「説得してるのは僕の方」(2023)などがあり、今年2月に「インヘリタンス -継承-」が上演。現在「ワールドトリガー the Stage」(絵馬ユズル役)が上演中。(編集部・石井百合子)