番手が豊富なモデルが人気!? 首位は2022年発売の「G430」 2024年5月売れ筋フェアウェイウッドベスト5
「いろいろ試したいなら試打会に足を運ぶのがオススメ」(小室店長)
久しぶりのフェアウェイウッドのランキングは「G430MAX」が首位に返り咲きました。強いですね。「Qi10」がベスト3を逃し、「ゼクシオ13」が新製品を抑えて3位に入りました。 この結果を見ると、軽量モデルを求める層も多いと感じました。上位に入賞しているモデルのほとんどが9番ウッドまであり、番手ラインアップが豊富なものが多いですね。ゴルファーニーズがそうなってきているのですね。 最近のフェアウェイウッド選びは5番を軸にして、そこから3番ウッドを選ぶのか、7番ウッドを選ぶのか、組み立てていくケースがほとんどです。そのため、お店で用意してある試打クラブは、基本5番ウッドになっています。 もう1本を3番にするか7番にするか迷ったときでも、5番ウッドの特性を元に選んでいくしかないのです。 また、カスタムシャフトを選びたいという場合も、試打用はほとんどありません。ドライバーはカチャカチャで付け替えていろいろ試せるので、メーカーカスタムで購入できるシャフトのご用意もあるのですが、フェアウェイウッドは接着型がほとんどなので、それぞれのシャフトをご用意することが難しいのです。 「それなら、安いから純正でいいかな?」という方もいらっしゃるのですが、僕は「振り感が変わるので、ドライバーと同じものを選ばれる方がいいですよ」とアドバイスしています。 実際に打たないで決めるのは不安という方には、メーカーが行っている試打会に行くことをオススメしています。メーカーカスタムで用意されているシャフトであれば、試すことができる可能性も高いですし、3番ウッドや7番ウッド、9番ウッドなども試打できる可能性もあります。 また、特殊なフレックス、例えばXなどを試したいのであれば、シャフトメーカーの試打会もオススメです。メーカーのWebサイトから、試打会情報は得られますので、家の近くでそういったイベントがないか調べて、徹底的に打ち比べてから選ぶと納得のアイテムに出会える可能性が高くなりますよ。 ※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。 取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店
下山江美