「参りましたっていう感じ」大谷翔平の6万個グラブ寄付に“恩師”栗山英樹氏も感嘆 「翔平らしい」と称えた行動とは?
大谷翔平(エンゼルス)の野球界への貢献に“恩師”も脱帽した。 去る11月9日、大谷は日本国内の全小学校約2万校に3つずつ、合計6万個の子ども用グラブを寄贈すると自身のインスタグラムで発表した。発表から間もなくニュースは瞬く間に日本、いや世界へと広まり、大きな反響を呼んだ。 【動画】少年を気遣う稀有な光景 大谷翔平が愛される理由が詰まったワンシーン そんな愛弟子のグラウンド外の行動に感嘆の声をあげたのが、今春のWBCで日本代表を指揮した栗山英樹氏だった。11月10日にテレビ朝日系「報道ステーション」に生出演した際に「野球をやる環境としては、翔平に“野球やろうぜ!”って言われたら全員始めますもんね」と吐露。満面の笑みを浮かべて称えた。 競技人口減少などを課題とする野球界。その未来を憂いた二刀流スターが起こした壮大なアクションを「これ以上大きなことはない」と強調した栗山氏。さらに番組のメインMCである大越健介キャスターに、「大越さん、やらないですか? 『大越ステーション』とかいって6000個くらいにしてグローブ配るのは」と報ステ主導での寄贈を提案。そして、グローブを手渡す意味を説いた。 「グローブもらうとうれしいんですよね。手にはめると。グローブはめるところから野球ってスタートするので。翔平の6万個まではいかないですけど…何かやりたいですね! みんながどうしても必要なところを考えて、特に左利き用のグローブを一つ入れているのが、本当にきめ細かく、うまくみんなのためを考える。この辺はちょっと翔平らしいです。参りましたって感じですね」 なお、今回のグラブは来年3月を目途に順次、全国の小学校に配送されるという。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]