中東情勢悪化で電気代・ガス代がさらに上昇? カギ握るアメリカではトランプ氏もイスラエル批判展開 どう影響?
さらに前嶋教授はアメリカ国内の状況について「これまでトランプ氏はイスラエル支持だと思われていたが最近は『イスラエルはやりすぎだ』と主張している。これは選挙においてイスラエルを応援する福音派は既に固めたため、それ以外の“共和党の中でも揺れそうなところ”を固め、バイデン大統領の支持を揺さぶる思惑がある。そのため、バイデン大統領はまずイスラエルを止め、次なる紛争を防がなくてはいけない」と指摘した。 イスラエル側の思惑については、「イスラエルの側としては、むしろアメリカに入ってきてもらった方が、宿敵イランを壊滅的にやっつけるチャンスだと見ているかもしれない。さらに、『イランに報復しなかったら、(代わりに)ガザの方はアメリカ側が見逃してくれる可能性がある』などと考えているかもしれない」と推測した。 (『ABEMAヒルズ』より)