福知山市役所

　11年前に50人以上が死傷した花火大会の爆発事故以降、開催されてこなかった京都府福知山市由良川河川敷での花火大会について、市が先ほど会見を開きました。市は花火大会を主催や共催するのは「時期尚早」としつつ、事故が起きた河川敷には露店を出させないことや小規模の花火大会の開催からはじめることなどの条件を満たせば、市による後援を認めると発表しました 　2013年8月、福知山市の花火大会の会場で露天の携行缶からガソリンが噴き出して爆発。小学生を含む3人が死亡し、55人が重軽傷を負いました。事故以降、福知山市では大規模な花火大会は開催されていません。 　そうした中、去年8月に市は、大学教授など有識者らつくる「花火大会のあり方を考える会」を設置し、安全な花火大会の開催方法について協議を重ねてきました。 　「花火大会のあり方を考える会」は先月、市の花火大会運営への関与や、事故が起きた河川敷に露天を出店させないことなどを求めた提言書をまとめ、市長に提出しています。