リーアム・ニーソン、アクション映画からの引退を再び示唆
ハリウッドで活躍する名優リーアム・ニーソンが、アクション映画からの引退を検討していることを明かしたと、米ピープルが報じている。 ニーソンは同誌の取材で「私は72歳だ。いつかはやめる時が来る」と語り、2025年末でのアクション映画引退を視野に入れていることを明かした。 50代半ばでアクションスターとなって以来、格闘シーンを自らこなしてきたことをニーソンは誇りにしている。複雑なスタントについては長年のパートナーであるスタントマン、マーク・バンセローの協力を得ているものの、「すべての格闘シーンをマークに任せたくはない」と、ニーソンは言う。 ニーソンは「シンドラーのリスト」や「マイケル・コリンズ」で注目を集めたのち、「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」や「バットマン ビギンズ」といったアクション超大作に出演。2008年公開の「96時間」で主演を務め、56歳にしてアクションスターへと転身。同作は世界興行収入1億4500万ドルを記録し、2作の続編も製作された。 その後は、アクション映画への出演が続いており、今後も「アブソリューション(原題)」「コールド・ストレージ(原題)」「アイス・ロード2(原題)」などのアクション映画や、リメイク版「裸の銃を持つ男」が控えている。 実は2015年にも、アクション映画からの引退について言及している。当時62歳だったニーソンは「あと2年くらいかな。神のご加護があり、健康でいられれば。でもその後は(アクション映画を)やめると思う」と語っていた。その際、「『96時間』シリーズの成功で、ハリウッドは私を違う目で見るようになった。アクション作品の脚本がたくさん送られてくる。光栄なことだし、文句を言っているわけじゃない。でも、限界はあるだろう」とも付け加えていた。