【速報】バトン元コーチが10代男子選手にわいせつ行為をしたとして逮捕された事件で協会理事長が会見 前理事長が「プライベートで起きたこと」と判断し対応を拒んでいたことが明らかに
日本バトン協会はバトントワリングチームの元コーチの男が10代の男子選手にわいせつな行為をしたとして逮捕されたのを受け30日会見を開き、謝罪しました。協会は、前理事長の対応に問題があったことも明らかにしました。 バトントワリングチームの元コーチ、小城桂馬容疑者(40)は去年2月、自宅だった京都市のマンションで、チームに所属していた当時高校3年の男子選手(19)にわいせつな行為をした疑いがもたれています。小城容疑者は容疑を認めているということです。 警察によりますと、男子選手は小城容疑者からLINEで「泊まりに来い」と何度も誘われ、断りきれずに事件前日から泊まっていたといいます。 日本バトン協会の内田圭子理事長は30日に会見を開き、男子選手が複数回にわたって被害を受けたとみられることを明かしました。さらに、前の理事長が一連の問題を把握していたにもかかわらず、「プライベートで起きたこと」と判断して、対応を拒んだということです。 協会は、前の理事長を会員資格停止1年の処分にするととともに、今月26日にハラスメントの通報窓口を設置するなどして、再発防止に努めるとしています。