平岩紙（19年6月撮影）

　NHK連続テレビ小説「虎に翼」（月～金曜午前8時）の第17話が23日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。 【写真】ハイキングをする梅子（平岩紙）ら 　※以下ネタばれを含みます。 　あらすじは、特別講師として梅子（平岩紙）の夫、徹男（飯田基祐）がやってくる。梅子の様子がおかしいことに気付く寅子（伊藤沙莉）。授業の内容は未婚の女性が犬にかまれて顔に大けがを負ったことを両親が訴えた事件について。梅子をおとしめるような言動の徹男と、それを聞いて喜んでいる様子の男子学生たちに憤りを隠せない寅子やよね（土居志央梨）。しかし当の梅子はすっかり諦めている様子で－。 　そして寅子らのハイキングの日がやってくる。 　鈴木奈穂子アナウンサーは「ハイキング前に大変な空気ですね」と朝ドラ受け。華丸は「待ち合わせ場所としてはどうなんですかね」と言うと、大吉は「もうちょっとわかりやすいところがいい。あんな路上で待ち合わすんだ、というのはある。楽しいかな？　あの合同ハイキング、この後、心配ではございますけれども」と答えた。華丸は「ギクシャクしそう」、鈴木アナも「心配。雲行き怪しいです」と話した。 　あさイチには梅子を演じる平岩紙がゲスト出演した。劇中で梅子が仲間のために握って持参している「おにぎり」があさイチの特集だった。 　「虎に翼」に今後、登場するドランクドラゴン塚地武雅もゲスト出演した。塚地が紹介され、おにぎり特集が告げられると、華丸は「別のドラマ（裸の大将放浪記）やん！」とツッコミ。塚地はすかさず「おにぎりも好きなんだな～」となりきった。 　平岩もプライベートでもおにぎり好きで、「お腹いっぱいでも買って、お家で食べてます」と明かした。 　同ドラマは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子（みぶち・よしこ）さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子（いのつめ・ともこ）を演じる。 　朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。 　石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか！」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。