<サクラリレー>天満橋付近の桜が満開に 船から花見も行列
<サクラリレー>天満橋付近の桜が満開に 船から花見も行列 撮影・編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪 音楽:イーゼル芸術工房
9日の近畿地方は、朝からどんよりとした曇り空が広がったものの、午後になると所によっては晴れ間もみられるなどした。同市北区と中央区の境目にある「天満橋」付近の大川沿いでは、桜が満開となり多くの花見客でにぎわいをみせている。
大阪市内では、連日、雨や曇りが続き、風も強かったことから花見ができるか心配されたが、桜はそれほど影響がなかったようで、天満橋付近では満開の桜を眺めながら花見を楽しむ人の姿が多く見られ、露店も出ていることから午前中から楽しんでいる人の姿も多く見られた。 また、水上バスなど船からお花見を楽しむ「花見クルーズ」が人気で、同市中央区の天満橋駅前の船着場などでは、行列ができるほどの人気ぶりだった。乗船を終えた大阪市阿倍野区の男性(70)は「天気が曇りなんは残念やけど、ようやくゆっくり花見ができた。今年の大阪は天気に恵まれてないなぁ。造幣局の桜の通り抜け(11日から近くの造幣局で開催)の時にまた来るわ」と苦笑していた。 同気象台によると、同日午後4時までの最高気温は18.4度にとどまった。あす10日の近畿地方は、高気圧に覆われておおむね晴れるが、気圧の谷が近づくため、昼前には雲が広がり午後は南部を中心に雨が降る予報だという。