【新紙幣発行】あえて旧1000円札の風景に行って見たら…本栖湖畔 観光客から惜しむ声
新紙幣は山梨県内でも、4日に本格的に流通が始まりました。 お札が切り替わることでこれまで図柄に採用されていた県内の風景が紙幣から姿を消すことになりました。 【写真を見る】【新紙幣発行】あえて旧1000円札の風景に行って見たら…本栖湖畔 観光客から惜しむ声 身延町の本栖湖畔の歩道。大勢の人が集まる理由は・・・ 観光客: 「千円札と比べたいんです」 旧1000円札に描かれたこの富士山のデザインは写真家、岡田紅陽が身延町の中之倉峠から撮影した「湖畔の春」という作品をもとにしています。 もともと、1984年から2004年まで発行された旧5000円札の裏側にも採用されていたため、およそ40年に渡り親しまれてきたこのデザイン。 新紙幣発行で姿を消すことになってしまいましたが、実は、この歩道では同じような構図で撮影することができます。 東京都から来た男性: 「きれいですよ、最高。でも1000円札使われないとちょっと残念だな」 甲斐市からきた夫婦: 「寂しいね、山梨県民としては」 記者: 「1000円札というとここのイメージですか?」 甲斐市からきた夫婦: 「そうですね」 身延町によりますとこの周辺には新紙幣が発行された、おととい3日ときのうはそれぞれおよそ300人が訪れ、2日の2倍ほどに増えたということです。 天候など他の要因にも左右されるため一概には比較できませんが旧紙幣を惜しむ人が増えたのかもしれません。
テレビ山梨