『戦隊大失格』©春場ねぎ・講談社／「戦隊大失格」製作委員会

　2024年にTBS系で放送されるTVアニメ『戦隊大失格』の追加キャストとして、小野友樹、山下誠一郎、鬼頭明里、濱野大輝、黒沢ともよの出演が発表された。 【写真】鬼頭明里が演じる、ピンク髪の雪野アンジェリカ 　本作は、『五等分の花嫁』の春場ねぎによる、『週刊少年マガジン』で連載中の同名漫画をアニメ化するもの。毎週末、地上侵攻を繰り返し敗れ散る怪人の下っ端戦闘員として戦う主人公・戦闘員Dと、ヒーロー像とかけ離れた竜神戦隊ドラゴンキーパーとの対決を描く。『TIGER & BUNNY』や『いぬやしき』、実写映画『黒執事』を手がけたさとうけいいちが監督を務め、 『アークナイツ』シリーズなどを手がけるアニメーション制作会社Yostar Pictures が制作を担当する。 　開戦から13年、平和を守るため怪人と戦い続ける竜神戦隊ドラゴンキーパー。市民の憧れの的である彼らだが実は怪人軍団に秘密の協定“毎週末、地上侵攻し敗れ散る”を結ばせた張本人。その仮面の下に隠された真意とは。 　1月30日より3週連続で新キャスト発表を行っている本作。その第2弾として発表されたのは、ドラゴンキーパーをトップとする大戦隊の戦隊員“候補生”を演じるキャスト陣。 　小野は、日々輝を強烈に嫌い、敵視している候補生の獅音海を演じる。強気かつ短気な性格で協調性はゼロ。どんな手を使ってでも正隊員の座を勝ち取ろうとする比類なき闘争心の持ち主で、ある目的のために大戦隊に入った。 　日々輝に一方的にライバル心を抱く直情的な性格の候補生の浦部永玄を演じるのは山下。怪人殲滅を掲げており、先に戦闘員を倒した日々輝を敵視するようになる。小熊蘭丸とは幼なじみの仲で、実は兄妹想いの優しい一面も。 　口が悪く高飛車な候補生の雪野アンジェリカを演じるのは鬼頭。きつい性格のために周囲から距離を置かれがちだが、実は自分の尊厳を取り戻す為に大戦隊入りを志願した。 　無色隊員歴が長い最年長の候補生の石川宗次郎を演じるのは濱野。何度も候補生になっている経験を活かし、年若の候補生たちと共闘する。表向きは大人の余裕を見せるが、実はあきらめが悪い。 　明るくコミュニケーション能力の高い候補生の明林恋蓮を演じるのは黒沢。容姿からすると今時の女子に見えるが、実は勘が鋭く、アクロバティックな動きと運動能力は候補生随一だ。 　あわせて公開されたボイス動画では、獅音海役の小野、浦部永玄役の山下、雪野アンジェリカ役の鬼頭、石川宗次郎役の濱野、明林恋蓮役の黒沢それぞれの声を聞くことができる。 　さらに、『戦隊大失格』第1話＆第2話上映とキャスト登壇トークが行われる先行上映会が3月3日に新宿ピカデリーにて実施されることが決定した。 ■コメント ・小野友樹（獅音海役） 獅音海役、小野友樹です。 オーディションの時に監督にお会いした際、『あれ……この人、タダモノじゃないぞ……？』 と感じまして、実際収録が始まったらやはりタダモノではありませんでした。 そんなタダならぬ監督を中心に、和気藹々と収録させて頂いております。 が。獅音自身は復讐を遂げるべく全てを賭けて戦っております。 収録外と収録中の温度差に風邪を引きそうですが、どうぞお楽しみにッ！ ・山下誠一郎（浦部永玄役） 本作に浦部永玄役で出演します、山下誠一郎です。 原作を拝見し、その痛快さや複雑な人間模様に魅了されました。 いち特撮好きとしても、いわゆる「お約束」や「様式美」を随所に感じ胸が高鳴ります。 演じる浦部は、自分にとっては新鮮な役どころであります。 共演の皆様の名演とそのパワーに負けぬよう食らいつきましたので、 そちらにも注目して頂けたら嬉しいです。応援よろしくお願いします！ ・鬼頭明里（雪野アンジェリカ役） 雪野アンジェリカのCVを担当させていただきます、鬼頭明里です！ 原作を読ませていただいたときに、なんとも新しく、そして考えさせられる テーマの作品なんだろうと感じ、この世界観に引き込まれました。 個性豊かな登場人物たちそれぞれに様々なバックボーンがあり、 人間ドラマの凄まじいこの作品を是非アニメーションでも楽しんで いただけると幸いです！ ・濱野大輝（石川宗次郎役） 変身アイテムで、色とりどりの超人になったり、異星から来た巨人になったり…… そんな、力を得られるのは、主人公だけ。その周りには、夢半ばで妥協した、 数多の脇役がいますよね。石川宗次郎は、そんな我々代表。 戦隊大失格と銘打った作品で、大失格にも大失格な姿を楽しんでいただければと思います。 ・黒沢ともよ（明林恋蓮役） とにかくギャルが大好きなので、大好きなギャルのマインドで、 作品に携われると聞いて、大喜びでした。 優秀系ギャルです。最高です。 候補生みんな愉快なキャストが揃っていて、 アフレコもイケイケに愉快にやらせていただきました。 歯切れ良く軽快なわたしたちのチームワークを楽しんでいただければ幸いです！