【特集】挑戦2025 新人マネージャー瀬戸紀龍さん 「ライスボールを全国的フェスへ」
RAB青森放送
「挑戦2025」ことし夢に挑む人たちをシリーズで紹介します。 3回目は弘前市の芸能事務所リンゴミュージック初の新卒社員瀬戸紀龍さんです。 「おはようございますよろしくお願いします」 リンゴミュージックの新入社員でライスボールの現場マネージャーをしている瀬戸紀龍さん22歳です。 瀬戸さんはスマートフォンでメンバーの動画を撮影します。 ★リンゴミュージック 瀬戸紀龍 さん 「イベント終了後にSNSにアップロードしたりちょっとおもしろいシーンがあればファンクラブ向けに会員の方に見てもらったり」 北海道出身の瀬戸さんは弘前大学在学中に風間浦村のアンコウなどの水産物を地域活性化につなげる課題に取り組みました。 卒業後も地域活性化の仕事がしたいと芸能だけではなく講演会や広告制作などさまざまな事業を手がけるリンゴミュージックに去年4月に入社しました。 会社で初めての新卒採用です。 ★リンゴミュージック 瀬戸紀龍 さん 「私は北海道出身で札幌の近くの町(長沼町)であるんですけどすごく田舎でどんどん札幌に進出していく東京に出て行くという人が多い中で僕は地元が大好きでこれをどうにかより地元に何かできないかなといつかは地元でという思いがあったので」 「いつかは地元で」という思いを抱きながらリンゴミュージックでいろいろな経験を積んでいるのです。 ライスボールのメンバーにとって新人マネージャーの瀬戸さんは… ★ライスボール 太陽 さん 「同い年とは思えないほどいつも忙しそうにしていて自分もそういう存在が近くにいることで刺激を受けて『もっと自分も頑張らなきゃ』みたいな気持ちになります」 ★ライスボール 水愛 さん 「心遣いのある温かいメッセージをくれたりしていて」「周りの人のことを考えてくれる人だと思います」 ★ライスボール 実土里 さん 「すごく真面目な人なので時々固いという時があるのでそれは私がコンニャクのように柔らかくほぐしたいと思います」 ★名刺交換「リンゴミュージックの瀬戸と申しますお世話になりますよろしくお願いします」 この日事務所が市と連携して行っている「SDGs特別授業」の打ち合わせのため弘前市の常盤野小中学校を訪れました。 資料作りなどもすべて瀬戸さんが任されています。 ★リンゴミュージック 樋川新一 社長 「通常芸能人のマネージャーという業務が本当はメインなんですけど学校の教育現場だったりタレントとは別の子どもたち違う意味での子どもたちとか学校の先生との関わりによって逆に言えば学びがあるんじゃないかと僕は思っていまして」 打ち合わせから2週間後事務所に所属するりんご娘と、作曲家の多田慎也さんによる特別授業が行われました。瀬戸さんは学校からの要望で地域特産の「嶽きみ」も授業に取り入れ生徒たちにも好評でした。 ★常盤野小中学校 棟方貴文 校長 「きょうは朝からすごく動き回って頑張っていたのでその分が子どもたちの笑顔に還元されたのかと思ってたいへんありがたく思っています」 去年の年末、事務所のタレントが総出演する「パワーライブ」に向けて先輩たちと一緒に準備を進めていました。 瀬戸さんのことしの挑戦は・・・ ★リンゴミュージック 瀬戸紀龍 さん 「りんご娘が大きいアイドルフェスに出た実績がありますのでライスボールも東京のフェスとか少し大きいフェスに出てよりライスボールの魅力を知ってもらうためにいろいろ調べて応募していきたいというのはあります」 ★「ただいまから入場開始となります」 そして迎えた「パワーライブ」本番。 瀬戸さんは裏方として会場を走り回っていました。 新人ながら事務所に欠かせない人材となっています。 ★リンゴミュージック 瀬戸紀龍 さん 「お客さんに気持ち良く最後までライブを楽しんでもらえるように工夫してしっかり準備できて無事終われたので」 地域の活性化のために働きたい。 この春社会人2年目を迎える瀬戸さんはことしも現場を駆け回ります。