「明日の朝ごはんはまかせてください」 8歳息子の気遣いあふれる手紙に感動の嵐
日々の生活に追われるなか、家族の思いがけない優しさに触れると喜びもひとしおですよね。8歳の男の子が母親に宛てた手紙が、X(ツイッター)で4000件を超える“いいね”を集めて話題を呼んでいます。投稿者のパナ子◆鬼ババアからの脱却◆(@hGGvJf2U2mZ6Cn6)さんに、詳しいお話を伺いました。 【写真】8歳男児が母に宛てた感動のメッセージ 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
8歳息子の気遣いに幸せを感じる
「昨夜お友達と遅くまで遊んで帰宅したら玄関に8歳からの手紙がありましてね。寝坊して起きたら本当にパンケーキ作ってありました。8歳が私を甘やかしてくる~~~。ありがとう~~~。もったいなくてキリトリ線使えなかった」 そんなコメントとともに投稿された1枚の手紙。大好きなお母さんに宛てて、一生懸命書いた文字がメモ用紙いっぱいに並んでいます。 「今日はおそくなってつかれていると思うので」と、遅い時間に帰宅する母親の体調を気遣うメッセージが。加えて、「あしたの朝ごはんはまかせてください」と頼もしい言葉が添えられています。 さらに、買い置きの材料を使っていいのか、確認も忘れていません。手紙の下にはキリトリ線をつけて、返事は台所に置いておいてほしいとのこと。「パンケーキ」「ごはん」「その他」と、朝食メニューのリクエストを聞いてくれています。 それに対して、赤ペンでパンケーキに花丸をつけ、「○○ちゃんありがとう」とお返事をした投稿者のパナ子さん。うれしい気持ちが伝わってきます。 パナ子さんの投稿には、4000件以上の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「優しさ、ユーモア、気遣い、こんなの……こんなの……泣くやろがい」「お母さんのことを大切に思ってくれる素敵な息子さんですね。天使だー!」「すごく優しい。お子さんもだけど『だーいすき』って書いてくれているお母さんも好きです」との声が寄せられています。
上手に焼けたパンケーキに感激
8歳と5歳の男の子の母親であるパナ子さん。この手紙を受け取ったとき、心のこもった文章にとても驚いたそうです。 「遅くに帰宅したら家族はみんな寝ていたのですが、電気をつけた玄関で、このお手紙が目に飛び込んできました」 幸せな気持ちで返事を書き、その日は就寝。次の日の朝、息子さんはリクエスト通り、パンケーキを焼いてくれました。 「まだ寝ぼけ眼でゴロゴロしていると『今焼き上がったよ! あったかいうちに食べて』と起こされました。とても上手に焼けていて、本人は満足げな表情でした」 パナ子さんは今回の投稿をした理由について、「まずお手紙にほっこりして、翌朝本当にパンケーキも焼いてあって……。私って幸せ者だなぁと思いながらポストしました」と教えてくれました。