【禁断の組み合わせ】世界初の偉業達成!? 岸から超最先端魚探を使ってバス釣りをしてみたら衝撃的な結果が…!
シン・ドラハンとは何ぞや? それは劇的な体験をハントする、いわば感動の狩人。ちなみにドラハンは「ドラマチックハンター」の略語だ。今回は岸釣り×ライブスコープを検証するために、休眠状態だったドラマチックハンターに召集がかかったぞ! [写真]おかっぱりライブスコープ写真ギャラリー
Profile
◆オリキンこと折金一樹(おりかね・かずき) 亀山湖など房総のリザーバーを中心に活動するプロガイド。H-1グランプリ優勝など、その実力は折り紙付きだ。過去のドラマチックハンターにも何度か出演している。 ◆横沢鉄平(よこざわ・てっぺい) ドラマチックハンターの草分け的存在? 本業は釣りライターだが、最近1年間務めたウェブマガジンの編集長を退任。理由は不明だ。
オカッパリライブスコープに挑戦!
◆適任中の適任 器用系アングラー! テッペイ「あ、オリキンさん、久しぶり。実は折り入ってお願いがあるんですけど…」 オリキン「え、なんだか嫌な予感がしますね」 テッペイ「いや、そんなことないよ。実は俺がものすごい企画を考えちゃったら、それが通っちゃってね。その名も『オカッパリライブスコープ』」 オリキン「オカッパリ? そんなの無理でしょう。ブラックボックスとか、バッテリーもあるし」 テッペイ「そんなものは俺が背負うよ。ただ、オリキンさんにはライブスコープを持ち運べるシステムを作ってもらいたい」 オリキン「…」 テッペイ「あれ? 電波弱い?」 オリキン「フフフフ…それ、面白そうですね。やりましょう」 正直この企画、オリキンに断られたら、ほぼ実現不可能だった。 テッペイ「俺、ちょうどいい大きさの背負子を見つけたからさ、それを経費で買って送るよ」 オリキン「それ、頼むかもしれません。で、誰のライブスコープ使います?」 テッペイ「いやあ、申し訳ないね」 この時オリキンは、自分のボートから魚探一式を外さなきゃいけないことに気がついた。
これが、オカッパリライブスコープだ!
◆万が一ライブスコープを知らない人のために まずライブスコープの説明をしておこう。ライブスコープとは水中前方の様子がリアルタイムで映し出される魚探。魚の動きはもちろん、ルアーを追ってきて襲い掛かるところまで見えるという、恐ろしいアイテムだ。ただ、これを使うためには、当然バッテリーが必要。それだけではなく、ブラックボックスと呼ばれる情報処理装置も不可欠だ。それに加えて魚探本体とセンサーの役割を担う振動子がないと動かない。かなりの大荷物なので、正直レンタルボートにセットするのにもかなりの労力を要する。それをオカッパリで使おうとするなんて、かなり無理がある話なのだ。でも、オカッパリで使えたら、もう陸王制覇も夢ではないはず。 取材の数日前にオリキンから連絡が入った。 テッペイがたまたまブックオフで見つけたこのフレームザックが、今回の企画にシンデレラフィット。3,300円で購入。実はDAIWAでは現行品もあり、価格は3万9,000円だった。 オリキン「やっぱり例の背負子買って送ってくれませんか? それから、テッペイさんの体の横幅を測って教えてください」 それってなにか意味あるのかな? と思ったが、一応図ると47cmだった。