今年も「お中元商戦」がスタートした。山形市の観光物産施設では、今年は暑さを乗り切るさっぱりした麺類など低価格帯の商品が人気だという。 山形市の観光物産施設「ぐっと山形」では、県産品などを中心に4400点の商品を販売している。14日、その中から厳選した牛肉や山形の地酒など、100点が並ぶ「お中元コーナー」を開設した。 （ぐっと山形・齋藤純一さん） 「（Q.今年のおすすめ商品は？）麺類。毎年暑いが今年は特に暑いので麺類を多くした。家庭で楽しく食べられるようにと山形のおいしい麺類を取りそろえている」 ぐっと山形では、「今年の夏も暑さが厳しく、さっぱりした麺類が人気を集める」と考え、去年の2倍にあたる15種類を取りそろえたという。 さらに、お中元の価格帯にも変化が…。 （リポート） 「物価高騰の中でも気軽にお中元を渡してほしいと、いつもより低めの2000円台のものが増えています」 長引く物価高騰でお中元需要の減少が懸念される中、手土産感覚で渡せる「低価格帯の商品」に今年は力を入れているという。 （ぐっと山形・齋藤純一さん） 「昨今の物価高でほぼすべての商品で値上げしているが、安く気軽に渡してもらえるものも多くそろえている。暑い夏を乗り越えてもらえるようなものを届けてほしい」 ぐっと山形の「お中元コーナー」は8月8日まで設置される。