【たった5分で肩まわりの痛みが消える】に座ったまま簡単にできる「首・肩すっきりストレッチ」
夏の首こりと肩こりの原因、もしかすると「エアコンの効いた室内で長時間同じ姿勢で座っていること」にあるかもしれません。そんな夏の首こり肩こり対策にぴったりの、仕事中や寝る前に座ったままできるほぐしヨガをご紹介します。 ◆動画で詳しいやり方を見る|たった5分で肩まわりの痛みが消える】座ったまま簡単「首・肩すっきりストレッチ」 ■夏のエアコンが首こり・肩こりを悪化させる!? エアコンが影響して首こり肩こりが悪化する理由は、以下のようなことが考えられます。 ・筋肉の収縮:体が冷えることで筋肉が収縮しやすくなり、肩や首の筋肉が緊張してしまう。 ・姿勢の影響:冷房が効きすぎた環境だと、体が寒さから逃れようとして猫背や身を縮める姿勢になりやすい。その結果肩こりにつながってしまう。 ■椅子に座ったままできる「肩・首すっきりストレッチ」 1日の終わりに首肩周辺の緊張を取り除き、ゆっくりと休める状態へと調整しましょう。背もたれのある椅子を使ってもできるヨガです。背筋を伸ばし、肩の力を抜く意識を持って行ってみてください。 ■■首の側面から肩の付け根を伸ばすストレッチ ①背中をまっすぐ伸ばして正座になります。 ②両手を背中側にまわし、こぶしを握り合いながら、手をお尻の方へ下げていきましょう。 ③両手を結んだまま、こぶしを左の腰に巻き付けていきます。 ④左ひじは後ろに引き、左胸を開いた状態をキープしましょう。 ⑤顔を下に向けたら首をゆっくりと左に傾け、右の首筋を伸ばしていきましょう。※強い痛みを感じる時には、少し角度を緩めてください。 ⑥そのままゆっくり3呼吸。息を吸う時には、首筋から肩のラインが広がるようにイメージします。大きく吸って、吐きながら左の肩を下げていきます。 ⑦最後に首を真下に傾けていきましょう。逆も同じように行います。 ■■首の前面を伸ばすストレッチ ①椅子か床に座り、手のひらを重ねて胸骨(喉の窪みの下部)にあてます。 ②手のひらで胸の皮膚を下へ引き、息を一度吸って、吐きながら、あごをゆっくりと高く持ち上げていきます。この時、肩が一緒に上がらないように気をつけましょう。 ③あご下から喉のつけ根、喉元までの伸びを感じたら、あごを左右に揺らしたり突き出してみましょう。 ④ほぐれたら、ゆっくりとあごを戻し、両手を体側に戻します。 ⑤一度体全体で伸びをして、息を吐きながら両手を高く上げます。目線は指先へ向けましょう。 ⑥吐いて、ひじを背中側からゆっくりと下ろしていきましょう。 ライター/吉本憲太郎(ヨガ講師)
吉本憲太郎