【日本ダービー】波乱の歴史は繰り返す!直近の2ケタ人気激走馬に酷似する「極穴」馬
5月26日(日)に行われる東京優駿(G1、東京芝2400m)。今年は無敗の皐月賞馬ジャスティンミラノや、昨年のG1ホープフルSを制したレガレイラなどが参戦し、注目を集めています。 これだけ強いメンバーが揃えば、伏兵の出番はないか……と肩を落としそうになっている穴党の皆様、朗報です。なんと今回、ダービーで幾度も穴を開けてきた「極穴」馬をご紹介します! 見つけ方はいたってシンプル。「1~4枠」の内目に入った馬の中から「4コーナー前目からオープン重賞で連対」した経験のある馬を探すだけ。本当にこれだけなんです! ▼ダービーで好走した穴馬(過去10年) 22年3着 アスクビクターモア(7人気) →2枠3番・弥生賞4コーナー2番手から1着 20年3着 ヴェルトライゼンデ(10人気) →3枠6番・ホープフルS4コーナー4番手から2着 19年1着 ロジャーバローズ(12人気) →1枠1番・京都新聞杯4コーナー先頭から2着 18年3着 コズミックフォース(16人気) →4枠7番・プリンシパルS4コーナー4番手から1着 15年2着 サトノラーゼン(5人気) →1枠1番・京都新聞杯4コーナー5番手から1着 14年3着 マイネルフロスト(12人気) →2枠3番・コスモス賞4コーナー3番手から1着 19年に特大の波乱を演出したロジャーバローズを含め、ここ10年で馬券になった2ケタ人気馬がこの条件に該当。ドウデュースとイクイノックスの一騎打ちとなった22年にも、7番人気の伏兵アスクビクターモアが前から3着に粘り込みました。 盛り上がりの影で忘れがちですが、ダービーが行われる週の東京芝はCコース替わり。荒れた内目の芝が保護されることでイン前有利の馬場になりやすく、その傾向はメインレースにおいても例外ではありません。 そのため、内枠からロスなく立ち回った先行実績のある馬がたびたび穴を開けているのだと推測できます。 上述の好走例に照らして「前目」の基準を5番手以内とするならば、今回「1~4枠」に入った馬の中で「4コーナー前目からオープン重賞で連対」した経験のある馬は以下の通り。 1枠1番 サンライズアース →すみれS4コーナー先頭から1着 2枠3番 ジューンテイク →京都新聞杯4コーナー5番手から1着 3枠5番 ダノンデサイル →京成杯4コーナー5番手から1着 3枠6番 コスモキュランダ →弥生賞4コーナー2番手から1着 4枠7番 ミスタージーティー →若葉S4コーナー4番手から1着 このうちサンライズアースとコスモキュランダは先行というより、マクリで前目に立った形での好走であるため例外とするのが妥当でしょう。とすれば後には③ジューンテイク、⑤ダノンデサイル、⑦ミスタージーティーが今年の大穴候補として浮上します。 いずれも2ケタ人気評価が濃厚な「極穴」級の3頭。馬券のヒモに加えておけば、まさかの好配当を得られるかもしれませんよ!
競馬ラボ