植物由来の”スクランブルエッグ”登場 全農たまご
卵食べられない消費者向け
JA全農子会社のJA全農たまごは、植物由来原料を使用したスクランブルエッグ「畑から生まれたたまご」を全農の通販サイト「JAタウン」で発売した。 さまざまな理由で、卵を食べられない消費者にも安心して楽しめる卵料理を届けようと、全農の商品ブランド「ニッポンエール」の新商品として全農と共同開発した。 卵などの動物由来原料は使わず、国内の各産地で収穫した白インゲン豆やニンジンなどを使う。カゴメと、プラントベースフード(植物由来食品)ブランド「2foods」を手がけるTWOが共同開発した「野菜半熟化製法」の技術提供を受け、商品化した。本物の卵のような「ふわとろ」食感と、卵のコクや風味を楽しめる味わいに仕上げた。 商品の内容量は60グラムで価格はオープン。29日からは関東の小売店でも販売を始める。
日本農業新聞