「スズキ・バーグマン400 ABS」400ccラグジュアリースクーターが価格改定。89万5400円で9月6日より発売
400ccクラスでの先駆、スズキのラグジュアリースクーターは全3色の継続カラーで発売
国産では現在唯一の400ccスクーター、バーグマン400 ABSが、価格改定で9月より発売される。従来の84万7000円から89万5400円となるが、性能や仕様に変更はなく、カラーバリエーションもマットソードシルバーメタリック(QKA)、ソリッドアイアングレー(YUD)、マットブラックメタリック No.2(YKV)の全3色を継続でラインナップ。 【画像6点】国産唯一の400ccスクーター、バーグマン400 ABSの色とスタイリングをチェック! なお、バーグマン400 ABSの主な特徴は以下のとおり。 【デザイン】 「バーグマン クーペ」をコンセプトに、スポーティーなクーペのようなスタイリングで機敏な走りをイメージしたボディデザイン。LEDを採用したバーグマンシリーズ共通イメージの左右二灯ヘッドランプ、エレガントで軽快な印象を与えるLEDリヤコンビネーションランプ、流麗なフォルムを引き立てる上向きのマフラーデザインなどが特徴。 【装備】 ・調節可能なバックレスト付きで、厚みがあるクッション採用のシート ・ヘルメットや用品を収納可能な42Lシート下トランクと、小物収納が可能なハンドル下左右のフロントボックス ・フロントパネル内右側に12VのDCソケット ・スズキ独自の盗難抑止用イモビライザーシステム「S.A.I.S」 【エンジン・車体】 ・デュアルスパークテクノロジー(気筒当たり2本のスパークプラグ)を新採用の水冷399ccDOHC4バルブ単気筒エンジン ・トラクションコントロールシステム搭載 ・ワンプッシュでエンジン始動のスズキイージースタートシステム ・快適性とスポーツ性を両立したリンク式モノショックリヤサスペンション ・スリムなシートと左右足元付近を絞り込んだフロアボードでの良好な足着き性 ・15インチフロントホイールでの高い操縦安定性 なお、バーグマン400 ABSは、国内初の400ccスクーターとして1998年に発売以来、高い走行性能や快適な乗り心地、洗練されたスタイリングで好評を得た「スカイウェイブ400」の後継モデル。中身も外観も全面改良して、2017年に現在の車名バーグマン400 ABSとなって登場。洗練されたスタイリングと快適性を維持しながら、よりスリム、スポーティーで軽快な印象のデザインで走行性能を向上させたモデルとなった。 また2021年からは、新たにトラクションコントロールを装備し、エンジン出力を効率よく路面に伝えて高い走行性能を確保。また、エンジンにスズキデュアルスパークテクノロジーを採用したほか、インジェクターを高微粒化タイプに変更することで燃焼効率の向上を実現し、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応している。 【スズキ・バーグマン400 ABS主要諸元】 ■エンジン 水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク81.0×77.6mm 総排気量399cc 圧縮比10.6 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル ■性能 最高出力21kW(29ps)/6300rpm 最大トルク35Nm(3.6kgm)/4900rpm 燃費25.2km/L(WMTCモード値) ■変速機 Vベルト無段変速 変速比2.279~0.865 一次減速比2.214 二次減速比2.928 ■寸法・重量 全長2235 全幅765 全高1350 軸距1580 シート高755(各mm) キャスター25° トレール101mm タイヤF120/70-15 M/C 56S R150/70-13 M/C 64S 車両重量218kg ■容量 燃料タンク13L エンジンオイル1.5L ■価格 89万5400円 ■発売日 2024年9月6日(金) まとめ●モーサイ編集部 写真●スズキ