【陸上】日本男子長距離界のホープも絶賛! アシックスのレーシングシューズ「METASPEED」がさらに進化
アシックスは、トップアスリート向けの新レーシングシューズ「METASPEED」シリーズの最新作「METASPEED SKY PARIS」、「METASPEED EDGE PARIS」を発表した。 「METASPEED」シリーズ最新作のシューズ画像をチェック! 28日、都内で行われたメディア向け発表会では同社のプロジェクトリーダーと開発担当が登壇し、軽量化や反発性、クッション性の向上など前作からのアップデートされた部分を中心にプレゼンテーションが行われた。 ゲストとして昨年12月の陸上日本選手権10000mで日本歴代2位となる27分12秒53をマークした太田智樹(トヨタ自動車)、太田直希(ヤクルト)の兄弟がリモート出演。 2人は今年のニューイヤー駅伝ではメタスピードパリシリーズのプロトタイプを履いて出走し、それぞれ区間賞を獲得した。兄の智樹は「以前より反発がある」、奄美大島で実際に試走した弟の直希は「スピードが出しやすい」とコメントした。 また、終盤のトークセッションには太田兄弟の母校でもある早大競走部の伊福陽太(3年)、菅野雄太(3年)、工藤慎作(1年)も登壇。初マラソンとなった2月11日の延岡西日本マラソンを大会新記録の2時間9分26秒で制した伊福から「結果が出ない時の取り組みはどうしていますか?」と質問されたは智樹は「そういう時ほど、昔の良かった時と比べてしまうと思います。でも、そうするとどんどん沼にはまっていく。今の自分を見つめ直す機会だと思って、今、自分にできる練習を精いっぱいすることが大切だと思います」と回答した。 合宿のため渡米中の智樹は次戦、3月16日に米国ロサンゼルスで行われる「The TEN」の10000mに出走予定。今夏のパリ五輪代表入りへ「スタートラインに立てるようにしっかり準備したいと思います」と語った。 同シューズは、3月11日からアシックスオンラインストアで一般発売し、3月21日からアシックス直営店(一部店舗を除く)、全国のスポーツ用品店でも順次発売。価格は27,500円(税込)。
月陸編集部