「今こそ変革の始まりだ」 労働党総選挙で単独過半数
ロンドン、イギリス、7月5日 (AP) ― イギリスの総選挙で、野党労働党が7月5日の時点で単独過半数を獲得、14年ぶりに政権に返り咲いた。 労働党は地滑り的勝利を獲得したが、低迷する経済と、意気消沈した国家を再活性化させるという途方もない課題も突きつけられた。 過去1世紀で最悪の敗北を喫してから5年もたたないうちに、同党を政権に返り咲かせたキア・スターマー党首が首相となる。 支持者を前にスターマー党首は、労働党はこの国に「奉仕する準備ができている」と語り、「われわれは勝った。今こそ変革の始まりだ」と宣言した。 保守党のスナク党首はこれより先に敗北を認め、有権者は「厳粛な評決」を下したと述べた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)