【ラストゲーム】元中日の平田良介、17年過ごした本拠地でマルチ安打 来季から2軍コーチ就任
<ザ・ラストゲーム:EAST HOPES5-5WEST DREAMS>◇24日◇バンテリンドーム 現役引退を決断した選手のセレモニーを兼ねた「ザ・ラストゲーム」が24日、バンテリンドームで行われた。全27選手がEAST HOPESと、WEST DREAMSに分かれて対戦。両チーム譲らず5-5で引き分けた。元中日の平田良介は、17年を過ごしたかつての本拠地でマルチ安打。守備でも右翼から本塁への好送球でファンを熱狂させ、「この場を用意してくださった皆さまに感謝したい」と口にした。 プロ通算1046安打、105本塁打の打撃術は色あせない。第3打席では元ロッテの左腕成田が投じた、外角高め122キロのボールを流し打ち。「現役のようなヒットが打てた」と納得の一打だった。来季からは、3季連続最下位に沈む中日の2軍外野守備走塁コーチに。「勝てる選手を1軍に1人でも多く輩出したい」と、チームを救うニューヒーローを育て上げる。