3月29日付で離任する鈴木信弘 北海道警本部長

　北海道警の鈴木信弘本部長が3月29日付で離任するのを前に会見を開き、約1年7カ月の任期を振り返りました。 　これまで警備部門を中心に勤務を続けてきた鈴木本部長は会見の中で、「Ｇ7や全国高校総体など大規模な警備を伴う行事が相次いだが、無事に完遂することができた」と語りました。 　また、在任期間中に印象に残った事件として挙げられたのは、2023年7月に札幌市の繁華街ススキノのホテルで男性を殺害し首を切断したとして親子3人が逮捕された事件。「遺体の状況などの報告を受けて、とんでもない事件で衝撃を受けた」などと話しました。 　「道警の業務に対する道民の理解と支援に感謝したい」とした上で、残る北海道警の職員に対しては「安心して暮らせる北海道の実現を目指してほしい」とエールを送りました。 　新しい北海道警本部長には自動車安全運転センターの伊藤泰充理事（57）が就任します。