「ガーナのコーチか監督かなと思ったら...」観客がピッチに乱入。なでしこ長野風花は「びっくりしました」
「でも別に乱れることはなかった」
なでしこジャパンは7月13日、『MS&ADカップ2024 ~能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~』でガーナ女子代表と対戦し、4-0で完勝。この一戦では珍しいシーンもあった。 【PHOTO】7月25日にパリ五輪初戦を迎えるなでしこジャパン18人とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 38分、敵陣でボールを収めた藤野あおばが相手に倒され、FKを獲得。倒した相手にイエローカードが提示されると、ガーナのスタンドからは大ブーイングが起きた。 その直後、ガーナサポのひとりがスタンドからピッチに飛び出し、主審に駆け寄って手を広げて猛抗議。主審は、詰め寄ってきたこの人物にレッドカードを提示した。結局、サポーターは運営スタッフに両脇を抱えられ、スタジアムの外へと出された。 このシーンを間近で見ていたのが長野風花。主審の横で落ち着いた表情で状況を見ていたMFにその時の心境を訊くと、「あの人、審判は観客だと思っていたと思いますけど、私はガーナのコーチか監督かなと思ったら、まさかの観客でびっくりしました」と明かした。 ただ、そんなハプニングに遭遇しても、「でも別に乱れることはなかったです」と長野は冷静だった。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)