【特集】「学びをリーグ戦にしっかり出したい」侍ジャパンでも活躍、期待の学生サウスポー・金丸夢斗（読売テレビ「あすリート」）
■「ここまでこられるとは思っていなかった」大学野球No1サウスポー・金丸夢斗
兵庫県出身、名門・関西大学のエース・金丸夢斗(かねまる・ゆめと)投手。プロからの期待も大きく、大学野球ナンバーワン左腕の呼び声高い金丸投手の武器は、伸びのあるストレートと正確なコントロール力です。 美人Vリーガーの挑戦 ～久光スプリングス 石井優希～ プロにも劣ることのないその投球は、早くもこの秋のドラフト1位候補として名前が挙がっています。 (金丸)「ここまでこられるとは、小さい頃からも思っていなかったので、とても嬉しい気持ちです」
■「自分の課題は変化球」実力やチャンスを糧にさらなる成長に懸ける
高校時代は無名の存在だった金丸投手。しかし、コロナ期間に自分の身体と真剣に向き合ったことで、130キロ台だった球速は140キロに。球速がアップしたことで、今までに感じたことがなかった違う角度での発見もあったようです。 (金丸)「呼吸を大事にするということも大きな発見でした。呼吸をしっかりすることで、重心が定まりやすいっていうことを、自分で感じることができたので、力感なく強い球を投げられるようになったのかなと思います」 関西大学では、2年生の春からリーグ戦18連勝を記録。その実力が認められ、大学生としては異例となる侍ジャパンにも選出されました。 (金丸)「自分の課題が変化球なので、変化球を中心にいろいろと教わりたいなと思っています」 今の自分自身に決して満足することなく、常に成長し続ける姿勢が魅力的な金丸投手。そんな金丸投手の日の丸を背負っての初登板、先発を任された際には、ヨーロッパ代表を相手に2回4奪三振のピッチングを見せ、その名を日本中にとどろかせました。
■「すべての球がいい、一級品」プロ野球界もその実力に太鼓判
WBCの試合中には、同じサウスポーのオリックス・宮城大弥(ひろや)投手とベンチで会話する姿も見られました。 (宮城)「(金丸投手に)変化球の投げ方だったりとか、どういうふうな感覚で投げているのかということについて聞かれました。可愛い後輩です」 さらに、バッテリーを組んだDeNAの山本祐大選手は金丸投手について…。 (山本)「すべてのボールがいい球というか、まさに一級品だなと思います。受けていて、すごく楽しかったです」 (金丸)「いろんな方に、たくさん教えてもらったことがあったので、これからの野球人生にしっかり繋げていきたいと思います」 4月初旬、迎えたリーグ開幕戦でも、得意なストレートに加え、課題だと話していた変化球でも打者を圧倒する投球を見せた金丸投手。侍ジャパンでの経験を糧に、これからも成長し続けていきたいと話します。 (金丸)「侍ジャパンで学んだことを、しっかりとこのリーグ戦で出そうと思っています。開幕戦ではしっかり取り入れられたかなと思うので、これからも積み重ねていきたいなと思います」 夢と希望、そして実力に溢れた学生野球期待のエースは、これからも目標に向かって、大きく羽ばたきます。 (読売テレビ「あすリート」4月13日放送)
