帝国データバンク高松支店が2024年3月に行ったアンケートによりますと、四国に本社を置く企業のうち、2024年度の業績見通しを「増収増益」としたのは21.8%で、2023年度同時期から3.6ポイント増えました。 一方、「減収減益」と見通しているのは23.8%で、こちらも2023年度同時期より3.1ポイント増えています。 物価高や賃金上昇を背景に、二極化傾向が見られます。 業績が上向くと見通している企業が要因として挙げているのは、「個人消費の回復」が最も多く35.7%でした。 対して、業績悪化を見通している企業が挙げた要因では「人手不足の深刻化」が43.7%でトップでした。 徳島県内の小売業者は「物価上昇が続けば顧客の低価格志向が強くなり、業績は一層厳しくなる」とコメントしています。