台風10号は30日の午後から31日にかけて岡山・香川に最も近づく見込みです。高松地方気象台などが台風についてメディア向けの説明会を開き、警戒を呼び掛けました。 【写真】会見の様子

台風10号に関する会見　高松サンポート合同庁舎

（高松地方気象台／中平昭彦 広域防災管理官） 「不要不急の外出は控えて、台風が接近する前に台風への備えを終わらせるようお願いします」 　高松地方気象台によりますと、台風10号は30日夕方から31日にかけて四国に接近する見込みです。 　土砂災害や暴風、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高潮などに十分注意する必要があるとしています。 　また、香川県は自分の避難所や避難ルートをあらかじめ把握し、市町が発表する避難情報を確認してほしいとしています。 （香川県危機管理課／三谷一秀 課長） 「もし避難が必要な場合には、早く逃げられる状態のうちに早期避難に努めてもらいたい」 　さぬき市は市民から要望があったため、午後2時20分に11カ所の避難所を開設。すでに数世帯が避難しているということです。