自律走行タイム競う 盛岡でETロボコン東北大会
「ETソフトウェアデザインロボットコンテスト(ETロボコン)2024」東北地区大会は22日、盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で開かれた。フィジカル部門プライマリークラスに本県をはじめとする東北地方の計15チームが出場し自律走行型ロボットのプログラミング技術を競った結果、八戸工業大工学部の「ヒット&ラン」が総合優勝を果たし全国大会の出場権を手にした。 ETロボコンは、組込みシステム技術協会がエンジニアの育成などを目的に毎年開催。ソフトウエアを設計して組み込んだロボットを使い、レースタイムを競う。 同日は同部門の初級者を対象にしたプライマリークラスに本県はじめ、青森、秋田、宮城各県の企業、学校、個人のエンジニアで構成される計15チームが出場。センサーや車輪が付いたロボットが黒線で描かれたコースをなぞりながら自律走行するタイムを競ったほか、ボーナスポイントを巡り難所の課題クリアを目指した。