【解説】「今年の梅雨は雨が降らない日は30℃超か」静岡県内で今年初の猛暑日 暑さの理由は
テレビ静岡
24日の静岡県内はほとんどの地点で30℃を超え、静岡市では35.5℃と県内初の猛暑日となりました。暑さの理由と今後の見通しについて、小塚恵理子気象予報士の解説です。
小塚 恵理子 気象予報士: 一段と蒸し暑くなった理由は、週末から一気に暖かい空気が入ってきたためです。 23日の天気図では、前線が一気に北上しました。これによって北の方まで暖かく湿った空気が流れ込みました。24日は前線は南に下がってきましたが、暖かい空気がまだ流れ込み続けていました。
小塚 恵理子 気象予報士: その暖気というのは、上空1500mで15℃。これは30℃以上の真夏日となる可能性のある暖気で、23日から広く覆われました。24日は晴れたことで、気温が高くなりました。
小塚 恵理子 気象予報士: この先の暖気の予想を見ると、25、26日はまだ暑さ続きそうです。 その後はいったん下がりますが、週末以降また盛り返してきて24日以上の暖気が入ります。7月初めはまた暑くなりそうです。
小塚 恵理子 気象予報士: この先の天気と気温です。 まず、25日、26日まで厳しい暑さが続きます。27日、28日は雨で一時的に暑さが抑えられますが、週末からまた30℃近くになり、来週はさらに上昇し35℃近くまで上がって また猛暑日となる可能性があります。 今年の梅雨は、雨が降らない日は30℃を優に超えそうです。暑さに厳重な警戒が必要です。
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