「アサリの酒蒸し」など食べた男女5人 居酒屋で飲食後に下痢や嘔吐など訴え「ノロウイルスによる食中毒」と判明 3日間の営業停止命じる
和歌山市内にある居酒屋を利用した5人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、うち2人からノロウイルスが検出されました。市はノロウイルスによる食中毒と断定し、居酒屋に3日間の営業停止を命じました。 市によりますと、5日に和歌山市にある創作居酒屋「七つの月の夢」を利用した複数人が体調を崩していると医療機関から市の保健所に連絡があったということです。 市が調べたところ、5日に居酒屋を利用した20~30代の男女5人が利用後に腹痛、下痢、嘔吐などの症状を訴えているということがわかったということです。このうち2人からノロウイルスが検出されました。 5人は「アサリの酒蒸し」「鶏せせりピリ辛揚げ」「天ぷら」などを食べていたということです。 市は有症者に共通しているのが居酒屋で提供された食事以外にないことなどから、ノロウイルスを原因とする食中毒と断定しました。 市は食品衛生法に基づき、8日から3日間の営業停止を命じました。