[山口県]「萩反射炉」「瑠璃光寺五重塔」など記念切手ずらり 山口後河原郵便局で長谷川さん展示
切手趣味週間にちなんだ切手展が、山口市後河原の山口後河原郵便局で開かれている。日本の世界遺産や国宝、浮世絵を題材にした記念切手を紹介している。26日まで。 同市上竪小路の郵趣家、長谷川一夫さん(65)が収集した切手や記念切手の発行日だけに使用される特別な消印「絵入りハト印」など計約450種類を展示。「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録された萩市の「萩反射炉」、山口市の国宝「瑠璃光寺五重塔」、「諸国名所と江戸美人」と銘打った浮世絵などの記念切手がずらりと並ぶ。 1987年から2022年にかけて発行されたシリーズの記念切手で、切手に合わせた珍しい絵入りの消印をじっくりと見ることもできる。 今回で35回目の切手展で、長谷川さんは「世界遺産に選ばれる大切な史跡がたくさんあることや日本の文化の良さを記念切手を通して知ってもらえれば」と来局を呼びかける。 開局時間は午前9時~午後5時。