篠山紀信さん死去 宮沢りえ『Santa Fe』の会見で語った心境「相当僕も緊張した」
写真家の篠山紀信さんが、4日に亡くなったことがわかりました。83歳でした。篠山さんは4日、自宅から東京都内の病院に搬送され、その後、死亡が確認されたということです。 【画像】写真家・篠山紀信さん死去 83歳 篠山さんは、1940年東京生まれ。三島由紀夫やジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻などその時代を代表する著名人の写真を数多く撮影してきました。 中でも1991年に発売された宮沢りえさんのヌード写真集『Santa Fe』は社会現象に。当時、篠山さんは宮沢さんとともに会見を行っていました。
■篠山紀信さん 会見で語っていた『Santa Fe』撮影時の心境
『Santa Fe』発売前に行われた会見で篠山さんは「やっぱりね、相当僕も緊張してましたね」と撮影時を振り返り「つまり、りえさんは今この時代のイコン（象徴）だと思うんですよ。それに僕がカメラを向けられるっていう栄誉を担ったわけですから、ちゃんと撮らなくちゃいけないっていうところが僕にもあって。負けられないというところがあったから、かなり僕自身は普段と違う緊張をしていたんじゃないか」と心境を語っていました。
