泥酔して病院で大暴れ「忘年会シーズンは毎日そういう人が来る」なぜ“酒癖悪い”状態に?名古屋大学病院の医師に聞いた
CBCテレビ
ママ友とビールを飲んで泥酔。病院で大暴れした愛知県津島市の市議会議員が謝罪し、議員辞職を表明しました。 3人が蹴られ、看護師がけがをしていますが、本人は会見で「記憶がない」を繰り返しました。 【写真を見る】泥酔して病院で大暴れ「忘年会シーズンは毎日そういう人が来る」なぜ“酒癖悪い”状態に?名古屋大学病院の医師に聞いた 泥酔して病院で暴れるということは、病院ではよくあることなんでしょうか? 名古屋大学病院の救急科の山本尚範医師に伺ったところ、「忘年会シーズンのこの時期は、毎日そういう人が来る。暴れてベッドから落ちて、けがをするリスクもあるので落ち着かせるのが大変だ」とのことでした。 「お酒を飲むと豹変する」人がよくいますが、普段おだやかな人が、酒の席で、暴言をはいたり、暴力をふるったりとなるのは、なぜなんでしょうね。 アルコールは血液に入って脳に回ると、脳がまひします。 普段、理性をコントロールしている部分が働かなくなり、通常であれば、抑えられている衝動性や未熟性があらわれてしまいます。 それで、暴言をはいたり、暴力をふるったりしてしまうというわけです。 名古屋大学病院の山本医師によると「飲み過ぎると誰でも、いわゆる“酒癖悪い”状態になると」いうことです。 どうしたらいいんでしょうか。 酔いかたには5段階あって、 1.ふわっとする(判断力の低下) 2.幸せ・リラックス 3.興奮状態 4.混乱状態(千鳥足など) 5.意識がない・寝る この中で、心地いい状態のところで飲むのをストップしてほしいということです。 飲む量を自分できちんとコントロールして楽しんでください。
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