宮城県沖地震 から46年「ブロック塀」倒壊相次ぎ死者も
東北放送
1978年6月12日の午後5時14分に発生した宮城県沖地震。マグニチュード7.4、仙台市や石巻市で震度5を観測し、県内では27人が死亡、1万人以上がけがをしました。住宅の倒壊も相次ぎ、全半壊はおよそ7500棟、ブロック塀の倒壊でも死者や負傷者が出ました。 【写真を見る】宮城県沖地震 から46年「ブロック塀」倒壊相次ぎ死者も この地震をきっかけに3年後の1981年には建築基準法が改正され耐震基準が強化されました。ブロック塀の高さの上限も3メートルから2.2メートルまで引き下げられました。宮城県沖を震源とする同じような規模の地震は1978年以前にも何度も起きていて、近い将来再び発生することが予測されています。政府の地震調査委員会は今年1月、宮城県沖でマグニチュード7.4前後の地震が今後30年以内に発生する確率を70~90%と試算しています。
東北放送