「本当は100円ぐらい値上げしたいが…」猛暑などの影響で品薄… 『記録的な高値』の青森県産リンゴ 値上げという形で店から消費者へと波及
商品の値上げに3月から踏み切った店舗もあります。 市川麻耶キャスター 「店の看板商品はこちら、りんご半分以上を贅沢に使ったアップルパイです」 青森市にあるアンジェリック青森店では、看板商品のアップルパイが週末は1日に400個ほど売れます。このため、1日に使うリンゴは多いときで300個。このリンゴに加え、バターなども高騰しているため、店では3月からアップルパイを30円値上げして、1個460円にしました。 ■「本当は100円ぐらい値上げしたいところですけど…」 アンジェリック青森店 一戸康彦代表取締役 「値上げはいたし方ない。(去年は)ふじが出てからも値段は高いまま続いて、いまも去年のフジを使っていますので、高いままです」 追い打ちをかけるように、円安などで原材料や資材の高騰は続き、店では8月1日から2024年2回目となる値上げに踏み切ることを決めました。 アンジェリック青森店 一戸康彦代表取締役 「本当は100円ぐらい値上げしたいところですけど、できるだけ値上げ幅はおさえたいと思いますが、若干の値上げはしないとダメかなと思っています」 2023年の猛暑を発端としたリンゴの高騰は、値上げという形で店から消費者へと波及し始めています。
青森テレビ