言い間違いに“フリーズ”も… 高齢不安が指摘されるアメリカ大統領選で注目 認知能力検査とは?【news23】
検査は、臨床心理士などと一対一で行います。記者が実際に受けてみました。 「文字・数字の順に小さいものから 線を引いて下さい」 「時計にすべての数字を入れて、11時10分を示してください」 「100から7を引いて、その数から7を引き続けて下さい」 こうしたやり取りを10分ほどかけて行い、検査は終了。 アメリカメディアによると、トランプ氏は満点だったといいます。 普段は医療現場で使われている検査がアメリカの大統領選で焦点となっていることについては… MoCAを開発 ナスレディン医師 「認知能力が話題に上ることはとても良いことだと思います。権力を持つ人たちが、精神的・肉体的、そして認知的に健康であることは、重要なことだと思います」 ■アメリカ大統領選挙まで4か月 バイデン氏に代わる「プランB」とは? 小川彩佳キャスター: アメリカ大統領選挙は11月なので、あと4か月ほどですが、最新の支持率を見てみますと、バイデン氏が45.2%、トランプ氏が46.1%ということで、トランプ氏がわずかにリードしています。 こうした中で注目されているのが、日本時間の28日(金)に行われるテレビ討論会です。 この中で、政策をめぐる議論も行われるわけですが、そうしたことよりも今、2人の年齢や健康不安が着目されると思うんですが。 TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん: テレビ討論会は意外とルールが厳しくて、メモ用紙とペンを持って入るだけなんです。資料などは持っていってはいけないことになってますので、バイデン大統領もそれに向けて今、大統領山荘のあるキャンプデービッドにこもって勉強中ですよね。 だけど、バイデン大統領が討論会でうまくいかなかったり、もしものことがあったりすると、民主党の中ではもう「プランB」というのが今検討されているという情報がありますね。 「プランB」というのは、バイデン大統領に代わる新しい大統領候補を選ぼうというものです。8月に党大会までに決めてしまおうということなんですが、その中で一人言われているのが、カリフォルニア州の知事をやっているギャビン・ニューサム知事という56歳の方で、なかなかイケメンなんです。この人が出てくるとなると、トランプ氏も20歳年下ですから、ちょっとやりにくくなるんじゃないかという話はアメリカの関係者の中では取り沙汰されていますね。