「宿泊税」早ければ再来年4月から 湯崎知事が方針示す 12月県議会に条例案を提案
広島ニュースTSS
観光振興のため県が導入を検討している「宿泊税」について、湯崎知事は早ければ再来年4月からの徴収開始を目指す方針を示しました。 【湯崎知事】 「宿泊税を活用して地域の魅力と満足度を向上することで、広島県に訪れてみたい、泊まってみたい、訪れたいと思っていただけるような取り組みを充実・強化してまいります」 湯崎知事は宿泊税導入についての条例案を今月開かれる県議会12月定例会に提案した上で、早ければ再来年4月からの徴収開始を目指す考えを明らかにしました。 県の宿泊税は県内のホテルや旅館、民泊を利用する人が対象で1人1泊につき200円が徴収される方針です。 制度案では修学旅行など宿泊を伴う学校行事や、宿泊料金が1泊あたり・税抜き6千円未満の利用は課税対象外としています。 宿泊税導入により年間の税収はおよそ23億5千万円が見込まれています。 再来年4月からの導入を目指して県は来年度、宿泊事業者への説明や制度の周知に取り組むことにしています。
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