“恋する灯台” あすにもサクラ満開か…富山湾越しの立山連峰望む 気象台は富山で“サクラ満開”観測
穏やかな日差しに包まれた10日、富山湾と海越しの立山連峰、さらにサクラが美しい “桜の灯台“ 岩崎ノ鼻灯台 が5部から7部咲きとなり、あす(11日)にも満開となりそうです。 【写真を見る】 “恋する灯台” あすにもサクラ満開か…富山湾越しの立山連峰望む 気象台は富山で“サクラ満開”観測 富山県高岡市にある「岩崎ノ鼻灯台」は、富山湾を見下ろせる海面から約67メートルの高台にあって、海越しの立山連峰と純白の灯台、敷地内のサクラにより “桜の灯台” として親しまれています。 灯台を管理している伏木海上保安部によりますと、敷地内のサクラは5部から7部咲きで去年より10日ほど遅く、あすかあさって(11日か12日)には満開になりそうだということです。 10日は日差しも穏やかで風も弱く、海越しの立山連峰はややかすんでいたということですが、訪れた人たちは、サクラとともに青い空と純白の灯台、海越しの立山連峰に“春本番”を感じ取っていました。 岩崎ノ鼻灯台は、一般社団法人日本ロマンチスト協会と日本財団が共同で実施するプロジェクトによって、ロマンスの聖地にふさわしい「恋する灯台」に認定されています。 ■富山では気象台のソメイヨシノ満開を観測… 一方、富山地方気象台は10日、富山市石坂にある気象台敷地内のサクラ(ソメイヨシノ)が満開になったと発表しました。平年の4月8日より2日遅く、去年より14日遅い満開です。 満開は、咲き揃ったときの約80パーセント以上が咲いた状態をいいます。 富山地方気象台によりますと、観測開始は1953年(昭和28年)で、最も早かったのは2023年(令和5年)の3月27日、最も遅かったのは1984年(昭和59年)の4月24日です。
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