85年前のNY万博出品 ミキモト真珠島「自由の鐘」 大阪・関西万博の三重県ブースで展示へ
約1万2000個の真珠と366個のダイヤモンドが使用されている「100万ドルの鐘」(三重テレビ放送)
来年4月に開幕する大阪・関西万博の三重県ブースで、85年前のニューヨーク万博に出品されたミキモト真珠島の「自由の鐘」が展示されることが決まりました。 大阪・関西万博の関西パビリオンの三重県ブースでは、開催期間中、自然や食、熊野古道など6つのテーマに関連した展示が行われます。 今回展示されることが決まった「自由の鐘」は、1939年にアメリカで開かれたニューヨーク万博に出品されたもので、アメリカ独立宣言の時に打ち鳴らされた鐘を模して約1万2000個の真珠と366個のダイヤモンドが使われていて、その豪華さから「100万ドルの鐘」と呼ばれています。 三重県の一見知事は16日の定例記者会見で、国内外の多くの人に三重県を訪れてもらえるように今後も三重県ブースの出展に取り組んでいくし、「この真珠を目当てに三重県ブースを訪ねてもらえればありがたい。三重県に行ってみようかというきっかけになると良い」と期待を込めました。