パワハラ過去のJ1福岡・金明輝新監督が就任会見 川森敬史会長「過去の過ちは決して容認できないが…」
J1福岡の金明輝新監督(43)が16日、就任会見を行った。 トップチームなどを指揮した鳥栖の指導者時代にパワハラを行い、処分を受けた過去があることから、今回の就任にあたってはSNS上を中心に反対意見も少なくなかったが、クラブは金監督に未来を託すことを決めた。川森敬史会長は「今回の就任にあたり、クラブとして過去の過ちは決して容認できないが、反省して再出発をしようとしている金明輝新監督を信じ、チームがさらに進化し、一体感を持って次のステップを目指し、挑戦していくこと決断した」と説明した。 新指揮官は「自分自身の過ちはしっかりと受け止めている。監督復帰に関して、さまざまな意見がある。そういったものを真摯に受け止め、チーム、選手、クラブスタッフとの一体感を大事にしながら、選手、スタッフをリスペクトしながら、長谷部前監督が築き上げたチームにより良いものを上乗せてして、J1上位で戦っていけるように、精進したい」と決意表明した。 周囲がざわつく中、新年の新体制発表を待たず、この日に会見。ネガティブ意見の沈静化につながるのだろうか。
東スポWEB