中大が4冠に王手 チーム首位打者の山村駿悟が3安打、エース牧温人は2試合連続の完投【東日本学生軟式野球】
第45回東日本学生軟式野球選抜大会(東京中日スポーツほか後援)は16日、東京都八王子市のスリーボンドスタジアム八王子で2回戦の残り試合と準決勝を球場使用の都合で7イニング制で行い、4冠を目指す中大(東都1位)と大会連覇がかかる明治学院大(東都2位)が決勝に進出した。中大は名商大(中部日本1位)に6―1で快勝。明治学院大は国学院大(東都3位)に2―1で競り勝った。国学院大は成蹊大(首都1位)に2―1で逆転勝ちしたが、準決勝で敗退。17日の決勝は4年ぶりの東都勢対決となった。 ラストシーズンの3年生と下級生がかみあった中大が、春秋リーグ戦、全日本選手権とあわせた4冠にあと1勝とした。今秋リーグ戦でチーム首位打者ながら7番の山村駿悟内野手(2年・朋優学院)が3回に適時打を放つなど3安打1打点。「逆方向を意識するようにして打率も上がった。左へ3本でしたが、ライト方向を意識した結果」。主将でエースの牧温人投手(3年・中大付)は2試合連続の完投で14イニングを2失点。「1、2年生も活躍して、3年生も存在感を出していて、いいムード」と4冠への手応えを強調した。
中日スポーツ