阪神・坂本 残留決断の理由を開設したインスタグラムで明かす「どうしても忘れることができませんでした」
阪神は13日、坂本誠志郎捕手(31)が国内フリーエージェント(FA)権を行使せず残留することを発表した。 【写真】初投稿に添えた昨年リーグ優勝時のビールかけ画像 この日、坂本は残留発表に合わせて自身のインスタグラムを開設。初投稿で昨年のリーグ優勝の際のビールかけの写真を添えファンに残留を報告。「金本監督、矢野監督、岡田監督に起用していただき、得ることのできたこの貴重な権利をどうすべきかというところから考えた」と明かし「客観的に自分がプロ野球選手としてどのような立ち位置にいて、どう評価されているのかを純粋に知った上で、自分を本当に必要としてくださる球団でプレーしたいという気持ちとの葛藤があった。(中略)どうすべきか、どうしたいのか自問自答を繰り返し、今日まで時間をいただきました」と悩める日々だったことを明かした。 それでも「毎回思い浮かんだのは昨シーズンの18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一でした。(中略)タイガースに関わる全てのみなさんと一丸となって掴むことができた栄冠は何事にも代え難く、どうしても忘れることができませんでした」とチームへの愛着が決断の要因だったことを明かし「もう一度2025シーズンは藤川新監督をはじめ、みなさんと共にリーグ優勝し日本一を奪還するために自分が持っている全てを捧げて、少しでもチームに貢献できるよう全力で取り組んで参ります」などと締めくくった。