西武・今井達也がランウェーバースデー 26歳の誓い「もっとレベルアップしたい」ロンゲカットに続くイメチェンも?
西武の今井達也投手が26歳の誕生日を迎えた9日、新たな1年への誓いを立てた。 昨年自身初の2桁勝利を挙げ、8年目となる今季初めて開幕投手を務めた右腕は「昨年1年間の方が、それまでのプロ生活よりも充実していた感覚がすごくある。 ■〝モデル〟今井! ランウェー風にコラボ服を披露【写真】 昨年以上に今シーズンはもっとレベルアップしたいなと思うし、チーム全体でもっともっとレベルアップしたい」と最下位からの巻き返しへ闘志を燃やした。 3年連続で2桁勝利をマークした髙橋光成が右肩の張りで出遅れ、1軍昇格後も未勝利が続く。さらに昨季チーム最多11勝した平良海馬がこの日、右前腕部の張りで出場選手登録を抹消された。 その中で今井は隅田知一郎とともに開幕から先発ローテーションを守り、登板6試合で2勝0敗、防御率1・29。6試合すべてクオリティースタート(6回以上投げて自責点3以下)を達成し、このうち5試合はハイクオリティースタート(7回以上投げて自責点2以下)と抜群の安定感を誇る。「1年間フルで戦力というか、(先発)ローテーションをしっかり守れれば」と決意を新たにした。 この日は7月7~9日のロッテ戦(ベルーナドーム)で着用する限定ユニホームや関連商品の発表会に参加。球団がファッションブランド「NEWYORKER」とコラボして作った、タータン柄のシャツを着た今井は初めてランウエーを経験し「あまり経験できないと思う」と特別な誕生日となったことを実感した。「チェックを着ることはあまりなかったけど、これを機に着てみようかな」と新たなファッションへの挑戦にも意欲を示す。連敗中の流れを変えるため4月末に「チームロンゲ」を〝休部〟してまでトレードマークの長髪を切ると、チームは連勝した。再び3連敗と苦しい状況に陥っているが、投手陣の柱の〝イメチェン宣言〟で流れを変えられるか。
西日本新聞社