ジョアン・フェリックス(C)Getty Images

バルセロナFWジョアン・フェリックスが、レンタル元アトレティコ・デ・マドリードとの一戦に向けて意気込みを表している。 昨季後半戦をチェルシーで過ごしたJ・フェリックスは、確執が噂されているディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコに戻ることなく、今季バルセロナでプレーしている。バルセロナ加入当初には、同クラブおよびそのプレースタイルが自分にとって理想的であるの趣旨の発言を繰り返し、アトレティコサポーターの反感も買っていた。 そんなポルトガル人FWは、17日のラ・リーガ第29節でアトレティコの本拠地シビタス・メトロポリターノに帰還する。ブーイングを受けること必至だが、『DAZN』とのインタビューに応じた同選手は、そうした“敵意”すらもモチベーションにしている様子だ。 「あそこでは、僕たちにとってイヤな雰囲気がつくり出されるはずだ。僕に対してはさらに辛辣だろうけど、でも自分はフットボールの選手だし、そうしたことに慣れていかないといけないんだ」 「僕はさらなるモチベーションを手にしている。こういった刺激のある、重要な試合が好きなんだよ。特別やる気が出る試合だね」 最近のJ・フェリックスはパフォーマンスの質に浮き沈みがあり、出場時間が減少している。バルセロナは来季以降も同選手を戦力に加える意向とされてきたが、少し雲行きが怪しくなっている。 「現在、僕はバルセロナでのプレーだけに集中している。それ以上のことは考えていない。すべては今季の終わりまでに起こること次第なんだ」