大垣日大・阪口監督、“魂あるノック”見せるも「もう駄目だね」
第95回記念選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕して1回戦が行われ、大垣日大(岐阜)は3―4で沖縄尚学に敗れた。大垣日大・阪口慶三監督(78)のコメントは次の通り。 【1点差の接戦…大垣日大vs沖縄尚学を写真で】 ◇甲子園は「人生」 ◇大垣日大・阪口慶三監督 めちゃくちゃ悔しい。うちのコンディションは良かったが、あの満塁ホームランが効いた。(相手の方が)パンチ力が上だった。選手をもっと大きくして夏に帰ってきたい。 (試合前にノックをした)魂あるプレーを私がやらないかんと思ったもんですから、ノックをやりました。でも、私のノックはもう駄目だね。一生懸命打ってもボールがいっていない。 (勝てば監督として甲子園通算40勝の試合だった)気合が入ってました。開会式が終わって休養をたっぷり取ろうと20分くらい寝ましたかね。寝るように努力したといった方がいいか。最高の采配を振って勝ち進もうと思っていた。夏はもう少し強いチーム、それには選手をもう少しパンチのある体にしなければ。それには体重を増やす練習を組んで。そして全力で40勝を目指します。 (元気のひけつ)子どもが好きだから。高校野球、純粋、純朴、そうした子どもたちを育てながら野球をやること。寝ても覚めても高校野球。ばかですよ。 (甲子園のベンチは気持ちが入るか)ものすごくなる。 (どんな場所か)人生だね。人生。 (孫の高橋慎選手が3安打)いい選手に成長しましたよ。ミートのいい柔らかいバッティングをする。練習と試合でほとんど変わらない。こういう選手は珍しいね。